トップバナー
   
あいてらす通信  Vol.44 2015年5月8日  

「人間が創める(はじめる)ことさえ、忘れなければ、老いることも楽しからずや」

 
1.はじめに  
   

  冒頭の言葉は、イスラエルの哲学者、マルチン・ブーバーの言葉です。今回は、「老い」について考えてみたいと思います。
日野原重明先生によると、「老いるということは、ことを始めない、もうこれで終わりだと考え、だんだん心が縮んでくること」だそうです。“心が縮む”という表現は、意味が深いですね。心が縮まないための方策として、「年を取ったから引退するのではなくそれまで やったことのない未知のものに挑戦してほしい。やったことがないからできないというのは、能力がないのではなく、ただ単に“能力を発揮する機会”がなかっただけなんです」と挑戦する限り人は老いないことを強調されています。103歳で現役医師の言葉は爽やかでかつ、重いです。
総務省によると、2020年には「人口10人のうち、3人が65歳以上で、14歳以下はわずかに1人」の少子高齢化が予測されていますから、老人パワーいかんで日本の将来は決まると言っても過言ではありません。
年をとることで誰もが心配することは、ボケたくないこと、寝たきりにならないことではないでしょうか。健康寿命をもっと大切にしていかなくてはなりませんね。
私の父母は、共に90歳を超える長命でした。父は寝たきり期間が約1年、母は8年弱で、父は「ピンピンコロリ」人生でしたが、母は認知症になったりして、もっとしっかり世話をしたかったと後悔しています。「親孝行したいときには親はなし」です。

 
   
若さは取り戻せないが
   若々しく生きることはできる
        常に闘争心と夢と希望を忘れずに
 
 
 
 上記の言葉は、相澤紘一さん(元岩手銀行支店長)から戴きました。座右の銘にしていらっしゃるそうです。年を重ねても“若々しく生きる”って素敵です。
 さて、私も60歳代になり、年相応に生活習慣病にも悩まされていますが、老いないためにどうするか真剣です。月並みですが、「歩くこと」を実践したいと思います。歩けば、夜ぐっすり安眠できますし、なにより身体を動かすことが若い頃から好きでしたから。  私たちの骨は、足腰を使わないと、新しい骨の細胞がつくられないので、じっと休んだままでいると骨はもろく細くなります。身体を使わないで骨折をしたり、弱くなることを「廃用症候群」というそうですから要注意ですね。
 
   
   
2.今月の学び  

 

 

               日野原先生が実践する10の生活習慣

① 小食

② 植物油をとる
毎朝、ジュースに植物油(オリーブ油)を大さじ1杯入れて飲む

③ 階段は一段飛びで

④ 速歩

⑤ いつも笑顔を

⑥ 首を回す
首の関節を柔らかく保つことが若さを示します

⑦ 息を吐き切る

⑧ 集中する

⑨ 洋服は自分で購入
おしゃれをすることもよく生きる大事な習慣

⑩ 体重、体温、血圧を測る
自分のからだは自分で守るもの

プラスα 若い人と接する

 
   
3.今月、気になった言葉  
   
 

『 老いとは衰弱ではなく、成熟することです 』

日野原先生は、平成12年秋、75歳以上でつくる「新老人の会」を結成しました。

日本では65歳以上を高齢者、75歳以上を後期高齢者というけど、そういう区切りはやめて、75歳以上を新老人と呼び、輝きある人生を送ろうという会です。
日本は老人の“老”を嫌がって高齢者というけど、それは年数で差別した味気ない言葉ですよ。長老や大老という言葉もあるでしょう。
“老”をもっと格上げして、知恵のある人間として「新老人」と呼んでいます。 スローガンは「愛が必要」・「やったことのないことを勇気をもってやりましょう」・「堪え忍ぶこと」の三つです。

 

 

 

あいてらす
代表 及川 好夫

 
バックナンバー
2015年3月 Vol.43
 
 


こちらをクリックすると及川好夫宛にメールが送信できます
 
 
Copyright 2009 (C) あいてらす All Rights Reserved.