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あいてらす通信  Vol.43 2015年3月9日  

「一度だけの人生だ。今この時だけを考えろ。過去は及ばず、未来は知れず」

 
1.はじめに  
   

  表題の文言は、中村天風先生(明治9年生まれ/92歳没)の言葉です。前号でも登場しました“天風哲学”の神髄は「人生は心ひとつの置きどころ」。幸福になるのも、不幸になるのも、すべては“心が決めている”と断言している所です。天風先生は言います。 「その差はあなたの心が決めている。人間は何事も自分の考えた通りになる。本来の心はそういう力を持っているのだが、あなた方はその心の正しい使い方を知らないために、みずから墓穴を掘って、その中に落ちているのだ」と。正しい心の使い方とは何なのか? 「前後裁断」という禅語があります。江戸時代の沢庵和尚が宮本武蔵を指導したとき、しばしば前後裁断を説き、迷いを去るように導いた言葉だそうです。「前もない。後ろもない。今だ。ただ今だけに集中しろ。過ぎ去った過去をクヨクヨせず、取り越し苦労をしてはならない」と解されています。「今、ここ」で生きることが前後裁断なんですね。 前号で述べた「積極的な言葉だけを使い、心を高め運気を上げる」方法について倫理法人会で知遇を得た長嶋徹様(アシスト・クルー(株))から謹呈された「愛とともに成長を」にヒントになる文章がありました。

 
   
「幸福を招く三つのポイント」
 
 
 
 その一は、“プラス発想型人間”になること。それは、いつも物事をよいほうへと考え感謝し、喜ぶことができる人間です。
また、よいこと、よくなることが想像でき、たえず、自分は「ついている」人間だと思えるような、積極的な考え方を身につけるようにすることです。
 その二は、“素直な肯定人間”であれ、ということ。素直に、現状を肯定できる人間。自分の過去の経験や、知識だけに頼って、物事を判断したり、決めつけたり、否定したりせず、どんなことでもまず相手を信じ、ありのままを素直にうけいれる。 こういう人は、他人の意見にも耳を傾けます。物事を“ハイハイ”と肯定する素直な人こそ、“ハイハイ”と這い上がっていくものです。
 その三は、“勉強好き人間”です。ここでいう「勉強」とは、学校の勉強や、ただ本を読む、といったことだけではありません。私たちが生きていくうえで、自分の知らないことをとことん知ろうとする努力。これを勉強というのです。  
 以上の三点を心がけていれば、必ず運命は好転するでしょう。 そして一見して、ついている人、と感じられる人間になるでしょう。そういう人はいつも明るく、笑顔がたえません。また、例外なくやさしいものです。だから、どんどんよい人間関係が広がり、さらに「つき」がまわってきます。そしてこの循環が、またまた幸運をもたらすのです。
 
   
   
2.今月の学び  

 

 

 前号でご紹介した「八起会(やおきかい)」野口誠一会長の“八起会五則”は、習慣化するのはとても難しいです。①早起き、②笑顔、③素直、④感謝、⑤いい出会いの中でも、①早起きと⑤いい出会いはどちらも継続するのがとても難しいですね。

 野口誠一著「失敗に財あり」の中に、“心の再起8カ条”があります。

 

 

                「再起ができる人 8カ条」

1. 素直な人、謙虚な人 ・自分の苦手なこと、嫌いなこと、それをやる人

2. 明日のことで苦しむ ・ダメな人は、過去で苦しむ

3. 良質の仲間、友人を持つ!

4. バランス感覚 ・知識と知恵が大切。知識と情報だけで仕事をするとつぶれる

5. 経営能力を高める努力 ・経営者の資質を高める。そのためには、わかったら即、実行して、変えていく

6. 感謝の気持ちを持ちなさい

7. 奉仕の心を持ちなさい

8. 家族円満 ・倒産会社の8割以上が先祖供養をしていない、家族バラバラ

 
   
3.今月、気になった言葉  
   

「倒産する経営者の共通十項目」

 
 

 

自己中心

悪いことはすべて他人のせい

嫌いなこと、苦手なことを避ける

真の勇気がない(縮小、謝罪、相談)

頭でわかっていても実行しない

お人好し(頼まれたらノーと言えない)

還元の心なし

反省心の欠如

時間貧乏(働きすぎ、遊びすぎ)

公私混同(金銭感覚の欠如)

 

 野口会長によると、「このうちの三つ以上に該当する経営者は倒産予備軍だ」と云います。

 

 

 

あいてらす
代表 及川 好夫

 
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