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あいてらす通信  Vol.37 2012年12月17日  

ケガというネガティブなことから目標ができた。人生は『塞翁が馬(さいおうがうま)』。

 
1.はじめに  
   

 10日のノーベル生理学・医学賞受賞の晴れ舞台での山中伸弥・京都大学教授(50歳)の言葉です。iPS細胞で最速のスピード受賞の山中先生は、中学、高校では柔道、大学ではラグビーに打ち込み、けがが絶えなかった。けがを治す医師の姿に憧れて整形外科医を志した。 「塞翁が馬」は、災いと思ったことが後に幸いとなり、逆に幸いと感じたことが後に災いとなることを意味する中国の故事です。 山中先生の研究者としての道のりは平坦ではなかったんですね。

 
   

「僕はどう見ても手術が下手だった。他の人なら30分で終わる手術が2時間はかかる。 “お前は邪魔、ジャマナカや”と呼ばれた」

 
   
こうして臨床医として限界を感じ、基礎医学の道に活路を求めたというのです。私たち「普通の人」と同じ経験をしていたことに共感を覚えたのは私だけでしょうか。  
   

「研究所長が言ったのは VW。ビジョン アンド ワーク・ハード。
(Vision and Work hard)。ビジョンは長期目標のことだ」

 
   
1993年から3年間、米国サンフランシスコのグラッドストーン研究所に留学し、研究者としての心得を学んだことが飛躍のキッカケになったのです。山中先生の語録を二つご紹介致します。  
   

「予想外の結果にこそ チャンスがある」


「成功するには、その前に平均して9回は失敗しないと、うまくいかない。
人生全体でも、実験でもそうだ。失敗すればするほど幸運が来る」

 
   

研究者の山中先生が人間関係について、営業マン的発想を野依(のより)良治(りょうじ)先生(2001年ノーベル化学賞)との対談で述べていることは、とても興味深い。

山中:研究者は英ネイチャー誌など有名科学誌に論文発表するのを目標にするが、そのためには、科学誌の編集者と友達になることが大切だ。ファーストネームで呼び合い、ワインを飲むのが何より一番効く。それだけでは(科学誌に)載らないが大事なことだ。

野依:今はインターネットがあるが、やっぱり人と人が会って、人柄を知り合うことが大事だ。外国に行けば、家に呼ばれる。逆に外国の先生や学生が来た時には、自分の家に呼んで料理を出して、一緒に焼酎でもワインでも飲む。

山中先生や野依先生のような研究者も、ヒューマンな対面での飲食を伴ったお付き合いの重要性 を指摘されていることは示唆に富んでいます。

 
   
2.言葉からの学び  

 

 糖尿病の改善と治療も兼ねて毎朝、70分・10,000歩ウォーキングをしています。東京の勉強会仲間の須藤桂一さん(㈱シーアイピー社長)の指導で、両足にアンクルウェイト(1.5㎏×2)を装着して、両腕を大きく振って、大股歩きします。名付けて『歩くだけダイエット』(須藤桂一著/講談社刊)。「時間とお金をムダにしない、がんばらずに続けられる、究極のダイエット」(*^。^*)なのです。 須藤さんには、ブログを通じて「覚悟の量と選択の質」について学びました。

 

 

週3回なんて甘っちょろいこと 言ってるから 続かないんだ

                    継続したいんだったら 毎日やんなきゃ!

 

 
そうかぁ~、これまで何を始めても、3ヵ月や6ヵ月でやめてしまう原因は、「週2~3回」の運動や学習だから、覚悟が足りず量をこなせず、中途半端に終わったんだと合点しました。 以前、『量は質に転換する!』という言葉を知りましたが、理解も意識も曖昧だったと思います。選択の質について、本気で取り組むべき自分がやりたいことを見つけ、気づくことは人との出会いと同じように、そのまま通り過ぎてしまうかチャンスをつかむか、いつでも紙一重ですね。 継続は力なり、今月のヘモグロビンA1cと血糖値の数値が楽しみです。よい新年を迎えるためにも歩くだけダイエットを続けます!  
   
3.今月、気になった言葉  
   
 

「『努力する』か『諦める』かどっちかしかないよ

人間に選べる道なんていつだって

この2つしかないんだよ!」

「『人』に『言』うで『信』じる

信じているのなら、

はっきり言葉に出して

伝えてあげてください!」

 
   

「筆談ホステス 67の愛言葉」(斉藤里恵著)より

 
あいてらす
代表 及川 好夫
 
     
 
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