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  あいてらす通信  Vol.29 2011年11月18日  
  日本人の男の強さは“優しさ”である!威張っているのは最低だ。

  1.はじめに
 

 一昨日(16日)、田村清記社長(㈱田清・㈱清次郎)にお誘いを頂き、「境野(さかいの)勝(かつ)悟(のり)先生講演会」を拝聴しました。“日本のこころの教育”という演題で、感動の連続。昭和七年生まれですが、十歳以上はお若く見え、笑顔満面で和服姿がよく似合い、袴(はかま)がとても恰好良く、22年後に私もああなりたいなぁ~と憧れる先生。タイトルは境野先生が熱弁された至言の言葉です

 日本人は「俺が、俺が・・」は嫌いで、“我利(がり)我利(がり)猛者”と云う。日本の根本思想は「いい加減」。例えば“いい加減”のお風呂に入るのが一番の幸せ。大自然(太陽・水・山)を愛し、尊敬し、親しみ、自然を“命”の元としてきた民族。二千年来、日本の教育は、「恩」と「和」を教えてきた。“恩とは心・命。命の源は太陽である”こと、“和とは真ん中をとる” ことを大事にしてきた。色でいえば「ねずみ色」と定義されました。なるほど。白と黒を合わせれば、ねずみ色。日本人は争いごとを好まない。

 それに対して、自然を改造し征服してきたのが欧米人。だから弱肉強食は当たり前。アメリカ・ヨーロッパは聖書の国で、神は絶対者。キリスト・ユダヤ・イスラムの三つの神が存在し侵略戦争は宗教戦争である。 日本人と欧米人を比較した、次の境野先生のご指摘は実に示唆に富んでいました。

 

 

   欧米人は論戦して、負けても「平気のへの字」

   日本人は論戦して、負けると「へなちょこ」になって 弱くなる

 

講演後に、田村清記社長から次の言葉を教えて戴きました。まさに感謝・感動の一日!


 

「素直さと忠誠心」 を持つ人は、自分の意志で自らを“変える”ことができる

       相手の考えをいったん 「聴きいれる、受け入れる」 ことで

                        人格が変わり、仕事に誇りと自信を持つ


   
  2.言葉からの学び
   

 10月27日に「浜千鳥を楽しむ会」(釜石市:㈱浜千鳥/新里進社長)がグランドホテルであり、参加しました。ミニ講演「希望と復興」を玄田有史先生(東京大学社会科学研究所教授)がなさいました。

その時のエピソードですが・・・。

「絶望の反対って、なんだと思う? わたしは、絶望の反対は、ユーモアだと思う!」                                                             これは先生が知人にお聞きした言葉だそうです。とてもユニークな発想だと思います。「絶望の反対語は希望」と、すぐに考えてしまう私の頭は固くて、融通が利かなくなっているようです。希望は、目標に置きかえて数字化したり、“夢実現マップ”のようにビジュアル化して取り組むと成果が上がり易いと、マジメに考えてしまうのは「おやじ発想」ですね(笑)。

 玄田先生によるとユーモアとは、「社会生活(人間関係)における不要な緊迫を和らげるのに役立つ、えんきょく表現によるおかしみ。〈矛盾・不合理に対する鋭い指摘を、やんわりした表現で包んだもの〉」とのお話。『希望学』(希望をつなぐ~釜石からみた地域社会の未来)の著者で、「希望が失望に変わったとき、新たな希望へと進むための修正力。挫折をくぐり抜けてきた経験。さらには無駄をすぐに切り捨てない寛容さなど。これらを“希望の物語性”と呼びます」と喝破し社会学的。

 玄田先生は『希望には、人生をかけて自分で“自分の物語”を紡いでいくという気づきが必要なんです。結局、希望には“遊び心”が一番大事だと思うんです』と。遊び心とはユーモアですね。「肩の力を抜いて生きる」こと、いつもニコニコ笑顔(*^。^*)が大事だなと思いました。

 


3.今月、気になった言葉

 

 

『年をとるのが怖くなくなる“前向き”の知恵』

・ 朝ごはんを作りながらうたう歌。今朝は「♪もうすぐ春ですね~♪」           

・ 朝の始まりは8時30分。まずは門を開けて元気を知らせる。              

・ Suicaでタッチ&ゴー。新しいシステムも積極的に覚える。

・ 水道管の破裂に怒って、笑う。些細なことも面白がれば幸せになる。          

・ 大根一本で大勢の来客をもてなす。負けてなるものかの精神。            

・ 食べる喜びを味わうためにお菓子や名物は自ら取り寄せる。             

・ 音の鳴るやかんと鳴らないやかん。そのふたつを使い分ける。            

・ 全国紙三紙と地方紙はじっくりと。比べて読めば発見がある。            

・ 夕食は昔から6時30分。眠れない夜は朝ごはんの下準備をする。           

・ 怖い思いも不安も切り抜ける「仕方ない」の効用。

 

 

(吉沢 久子氏:家事評論家。93歳、東京生まれ)

あいてらす
代表 及川 好夫
 
     
 
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