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あいてらす通信  令和2年 Vol.68 2020年7月27日  

徹底的に準備して計画を立て、実行する。すごい準備=「RPD サイクル」
&「準備ノート」を活用して、成功率を高める!!

 
1.はじめに  

 『すごい準備』という本があります。上記は、著者の栗原甚さんが本の中で述べている要旨です。 栗原さんは、「¥マネーの虎」、「行列のできる法律相談所」、「ぐるぐるナインティナイン」など人気バラエティ番組を数多く手掛けた日本テレビの辣腕プロデューサーです。

 「RPD サイクル」とは、R(準備する)、P(計画する)、D(実行する)というサイクルです。「準備ノート」は、見開きのページを使い、左のページに相手の情報と自分の情報、右のページに問題点と解決法を箇条書きで書き出すことで、情報をまとめ、精査する方法です。栗原さんは、「一度書いて、少し時間を置いてから見ると、客観的に見られて新しい視点が生まれる」と述べています。

 準備の重要性については、大リーグマリナーズのイチロー選手が思い出されます。2004 年に年間262 本の安打を記録し、大リーグ新記録を打ち立てた時に読売新聞は、『心技体 51 の時代』の特集で、「自己管理徹底 4 年トレーナーと二人三脚」という記事を載せています。「イチローの“出勤”は、誰よりも早い。・・・他人の三倍も時間をかける命綱の準備時間はより濃密になった。・・グラウンドで最高の力を出すための、グラウンド外での“自分との闘い”。そこを制しているからこそ、イチローは最高のプレーを見せ続けることが出来る」(平成16年10月3日付)と称賛しています。

 準備については、色々なスポーツ選手がヒーローインタビューで、「明日もいい準備をして勝てるよう頑張ります。応援よろしくお願いします!」と答えている場面をよく見ます。これは、イチロー選手の影響がかなり大きいと思います。好循環、良い連鎖反応ですね。『真似るは、学(まね)ぶ』と申します。お手本になる選手がやっていることを真似て、技術や心を伸ばす選手が一流になるのです。
 準備(Ready)→計画(Plan)→実行(Do)のサイクルは、ビジネスにおいても日常の生活など全てに応用が出来ます。「すぐやる!必ずやる!出来るまでやる!」の言葉で有名な永守重信氏(日本電産㈱代表取締役会長兼 CEO)は、実行するスピードと執念を重視されています。私は、永守会長の「能力の差は五倍でも、意識の差は100倍まで広がる」、「一回でダメなら、二〇回続けよ」(「人を動かす人になれ!」永守氏著)に特に共感できます。  

「偶然は準備のできていない人を助けない」             ルイ・パスツール(フランスの細菌学者)

 
2.健康についての学び  

 江戸時代の有名な人物に貝原益軒がいる。この儒学者は、84 歳まで生き、当時としては長寿でした。有名な養生訓の中で、「上寿は百歳、中寿は八十、下寿は六十なり」(岩波文庫)と書いています。書物から得た単なる知識の受け売りではなく、自分の人生哲学を元に現実に即して書かれていて現代にも通用する内容と言われています。

 長寿については、実際に長生きしている人のお話が説得力をもちます。盛岡グランドホテル時代からのお客様で菊池利典様(元テレビ岩手常務取締役)は、現在95歳の長老です。月一でお会いさせていただいておりますが元気です!昔の経験や思い出を鮮明に覚えていて凄い記憶力に驚きます。お会いするごとに別の文庫本を持ち歩き、この本は面白いヨとニコニコ顔です。

先日、お昼ご飯をご一緒し、回転鮨「清次郎」さんで、5皿を綺麗に召し上がりました。長寿の秘訣をお聞きすると「長生きは、運である!」とキッパリ。中国語『没我子(めいふぁ~ず)』日本語では「仕方がない。理想は掲げるけれど相手がある限りクヨクヨしても始まらない。及川さん、人生そんなに悲観したもんじゃないヨ(笑)」と達観され、「“プラスマイナスゼロの法則”が人生だから」と笑っています。否定する発想がなく、常にプラスの方向からモノを見る観察力。自分の考え方を信じて、強い思いを持つことが生きる智慧のようです。「楽しい時よりも辛い時期が面白い!」と言える利典さんは、魅力的です。

 
3.報道からの学び  

 きょう(7月23日)のニュースによると、新型コロナの感染状況は、東京都で新たな感染確認平均232.4 人(前週比1.4倍)、感染経路不明平均122.3人(前週比1.6倍)と再び感染が拡大していると報道されました。新型コロナの影響で私達の日常は全く異なったものになっています。昨日の盛岡は、外を歩きながらマスクをしている人が8割位まで増えました。7月に入ってから3週間位は、朝ウォーキングをしている時にマスクをしている人が半分以下に減っていて不安でした。明らかに盛岡の人達も気持ちが緩んでいたように感じていました。しかし、感染拡大のニュースによって変わったのです。

 岩手県は、全国で唯一「感染者ゼロ」の県です。県外のお客様に「なぜ、岩手県はゼロ?」と聞かれることが多いのですが、報道に対して「常に敏感で反応が早いから」と答えています。岩手の人は「愚鈍で何事も遅い!」というのは間違っています。岩手からは、明治維新以降歴代の内閣総理大臣を4人も輩出している我が郷土です。県民は危機に対して粘り強く、諦めず、県知事や各市町村長、医療業、経済界のトップリーダーは危機管理に優れ、実行力ある人物が多いことに誇りを持っています。

 新聞やテレビ、ラジオなどの報道に高い関心を持ち、自分の考えや気持ちを文章で伝え、声にして発信する機会を増やすべきと思います。他人の意見や気持ちを尊重し、寄り添いながら SNS や井戸端会議の“場”を通して、『共に学び、共に成長し、共に助け合う』機会を創り出すことが肝要です。
 25年前、大宮中学校の「立志式」でスピーチをさせていただいてからご厚誼のある八木橋哲男校長(当時)は、『変化することが成長すること』との革新的な指導をされておられました。八木橋先生の指導理念に共感し、「変わることって大切‼」と強く心に刻んだ若き日の思い出が甦って参ります。

 

 

 

あいてらす
代表 及川 好夫

 
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